♪P-L・グラーフ氏♪

 

7月31日に来日し、8月2日は昭和音大でリサイタル、その後浜松での管楽器アカデミーにいらして、レッスンや特別公開レッスンなど…本当に濃密な1週間を過ごされました。

 

☆リサイタル

 

90歳とはとても思えない、”攻め”のプログラム。

ヘンデルのソナタ、イベールの小品(ソロ)、ヒンデミットのソナタ。

後半は、モーツァルトの4男であるF.Xaver モーツァルトのロンド、

ジョリヴェのソロ、そして最後はマルティヌーのソナタ。

アンコールはバッハのソナタから第2楽章を。

その集中力、表現の深さや幅。リズムのキレ、ニュアンスの微妙さ…同じステージに立てた幸せを、皆さんにどうお伝えして良いかわかりません。

昭和音大のユリホール、359席は完全に満杯で、その拍手は止むことを知らないようでした。

本当に、本当に素晴らしい時間でした…

 

☆管楽器アカデミー

 

2日間だけの特別レッスンでしたが、濃い時間を4人の受講生は受けられたと思います。 

無駄のない、そしてエッセンスだけのような貴重なアドバイスやレクチャー。

実際に音を出して、一緒に歌ったり、踊ってみたり…毎回通訳しながら、私がレッスンを受けているみたい。役得ですね♪

 また来日してくださることを、心から祈っています。

Graf 昭和 2019.8 Graf 浜松 2019.8